「なぜ独立したいんですか?」
もし面と向かって聞かれたら、私は少し言葉に詰まると思います。今日は、そのうまく言えない部分を、時間をかけて書いてみます。
安定は、たしかにある
先に正直に言っておきます。私は今の会社員生活を、否定していません。
毎月決まった給料が入る。社会的な信用もある。家族を養える。これは何ものにも代えがたい安定で、軽々しく手放すべきものではありません。独立を語る人が「会社員なんてつまらない」と言うのを聞くと、少し違和感があります。安定は、ちゃんと価値がある。
だから私は、明日会社を辞めるつもりはありません。副業もNGの立場で、今できることを、こうして匿名で少しずつ積み上げている。慎重すぎるくらい慎重です。
それでも、消えない問い
でも、安定の中にいても、消えない問いがあります。
「このまま定年まで、同じ景色を見て終わるのか」
管理する立場になり、組織を回し、それなりの手応えもあります。でも同時に、自分の人生が「会社という船の一部」として進んでいく感覚も、年々強くなっていました。
船は安定しています。沈まない。でも、行き先を決めているのは自分ではない。
AIが、可能性を現実にした
「いつか自分で何かを」という思いは、たぶん多くの会社員が心のどこかに持っているものだと思います。私もずっと、漠然とそう思っていました。
でも、具体的な手段がなかった。人を雇うお金も、特別な技術もない。だから「いつか」は「いつまでも来ない」ままでした。
それを変えたのがAIです。
人を雇わなくても、専門技術がなくても、AIと組めば一人でかなりのことができる。現に、このサイトもAIと一緒に作っています。「いつか」を「今」に変える道具が、初めて手元に来た感覚でした。
怖くないわけがない
とはいえ、怖くないと言えば嘘になります。
うまくいく保証はどこにもありません。時間もお金もかけて、何も実らないかもしれない。顔も名前も出せない状態で、こんなことをやって意味があるのか——そう思う日もあります。
でも、やらなかった後悔と、やって失敗した後悔なら、私は後者を選びたい。少なくとも後者には、記録が残る。次に活きる何かが残る。
だから、少しずつ
というわけで、私の「独立」は、劇的な決断ではありません。
会社を辞めて背水の陣、みたいな話ではなく、安定を保ったまま、リスクを抑えて、AIと一緒に一歩ずつ試していく。臆病と言われればその通りです。でも、家族がいる身として、これが私なりの誠実なやり方です。
このサイトは、その一歩の記録です。派手さはありません。でも、同じように「安定の中で、消えない問いを抱えている」誰かにとって、少しだけ参考になればと思っています。
まだ途中です。ここからどうなるかは、私にもわかりません。
——中の人T